Agave titanota
撮影場所:神代植物公園
記事更新に随分と時間が開いてしまいましたが、この間ヤフオクで結構アガベを落札しておりました。
アガベ・ピンキーは現在5鉢になっています。
ピンキーは5鉢まで欲しいと思っていたのでこれで入手はストップです。
あとは大きくして繁殖させるべく育種に努めたいと思います。
2023年3月27日に5鉢目のアガベが届きました。
こちらの画像が5鉢目になります。
鉢が大きいのでちょっと小さく見えますが、実はこれまでに入手した中で一番大きな個体です。
この方からの入手になります。
どうやら台切りした頭の可能性があります。
アガベは高級品種で人気があるので少し大きくなると胴切りし、強制的に子株を殖やさせるなんてことが常態となっているようです。
軸が短いのでこの親からはしばらく台切りは出来ないので、それで放出したのかなと思います。
根はたくさんあるのですが、どれもズタボロでほぼ死んでいる状態なので全ての根を落とし発根管理となりました。
入手から2ヶ月以上経っているのでボツボツ発根していると思うのですが、まだ発根が少ないようでちょっと株がぐらつきますのでアルミ線で株を固定してあります。
それでは植え替えてみたいと思います。
生きている根もあるのですが、根はほぼズタボロ常態です。
このままでは今後の生育にも影響があるし、死んでいる根から菌が入り込んで本体を侵すなんて可能性も排除したいので、根は全て切り落とし発根管理としました。
そんなわけでアガベ・ピンキーは5鉢となりました。
画像では6鉢ある一つはアガベ・スナグルトゥースになります。
アガベ・スナグルトゥースは上の画像で、下部右の個体になります。
自分が思うところで一番良い場所にぶら下げてあります。
アガベの発根管理は難しくないとはいえ、すぐに発根してくる個体もあれば数ヶ月経っても発根してこない個体もあります。
発根してなくても草体に少し動きはあったりしますが微妙なものです。
発根し成長している個体とは大きな差がでます。
アガベの掻き子の取引はベアルートと言って、根のない掻き子がヤフオクに多く出されていますが、これらのベアルートの発根も様々です。
発根が遅くなればその分生育も遅くなるので、アガベの発根は難しくないとはいえ余りお薦めはできません。どうしてもその個体の苗が欲しいというような場合を除いて、できればちゃんと発根管理した苗を手に入れるのがベストです。
発根してあればその後の生育が違ってきます。
まして掻き子をし、ヤフオクに出品してからのオークション期間も含め一週間以上経ってやっと苗を発送する糞出品者も多くいるので、画像で見た掻き子は新鮮だけど届いた苗はシワだらけなんてこともあったりします。
そういった人はどうやら日本人じゃなくて、ひょっとしたら画像だけ台湾や中国から送って、品物はあとから輸送していたりして届くまでに時間がかかっているから、出品から発送まで半月近く時間がかかっているなんて可能性もありますので、発送が遅くてマイナス評価になっている方はブラックリストに入れて取引できないようにしておくのがベストと思います。
そういうやつに限って結構魅力的なアガベの苗を出品したりしているので、特に要注意です。ブラックリストに入れることに寄って自分が入札できなくなるので、間違ってそんな出品者から品物を手に入れようとして嫌な思いをしなくてすむのです。
アガベ チタノタの入手と栽培記録